気管支喘息は、気管支などの空気の通り道(=気道)が、炎症により発作的に狭くなる病気です。
●ゼーゼー、ヒューヒューと息苦しくなる、
●痰(たん)が増えたりして息ができない
●呼吸困難などの症状が現れる
などの大変苦しい症状も見られます。
これらの症状は夜間や早朝に悪化し、日中には自然軽快することもあります。
喘息はありふれた病気で、日本人では成人で約3%、小児で約6%の方が喘息にかかっているといわれています。
発症の最も重要な要素としては、ダニやホコリなどのアレルギーが考えられています。
その他、かぜやストレスなどの刺激も、気道の炎症の要素となり、発作を引き起こすことがあります。
炎症を放っておくと、気道の粘膜に変化が起こり、気道が狭くなったまま元に戻らなくなってしまいます。
したがって、喘息は早期に治療を開始することが重要です。